「トコペディア」:配送の課題を克服し急成長
東南アジアの物流業界には、飛躍的な成長を遂げた企業があり、その一つが「トコペディア」です。インドネシアは物流費が高い国でしたが、トコペディアは、GrabやGO-JETといったウーバー型サービス(遊休資産を活用したマッチングサイト)を手掛ける会社と提携し、配送のリードタイムや品質向上を図りました。その結果、即日・翌日配送率を90%以上まで高めることに成功し、すでにインドネシアの国土97%を網羅しています。インドネシアの高すぎる配送コストを克服するというミッションをかかげたトコペディアは、新しい試みで見事な成長を遂げ、評価額100億ドル以上のデカコーン企業へと生まれ変わりました。
様々な流通・配送の仕組みが入り組んだ現代の姿
この「ラストワンマイル物流」は、2014年頃から日本国内でも物流市場規模の推移と予測が行われ、将来の展望が明らかになりつつあります。2014年は1.2兆円の規模から、2020年には2兆円にまで達し、その規模は拡大し続けています。今後も業界全体で進んでいく小口化や、ラストワンマイルへの対応力アップは求められ続けるでしょう。個人間宅配、定期販売型デリバリー、ワンタイム型デリバリー、一般の通信販売、置き配、配送代行サービス、ドローンやロボットによる無人宅配など、様々な流通・配送の仕組みが入り組んだ時代がまさに、現代の流通の姿として明らかになってきました。
はぴロジプラットフォーム
ここまでは、ラストワンマイル物流をご紹介いたしましたが、はぴロジは、データ取込みから配送まで、物流領域すべてをサポートする大規模なインフラを構築しています。各はぴロジ倉庫では商品はデジタル管理され、すべてのデータが一元管理されたうえで、日々宅配やチャーター便により大量に出荷されています。
はぴロジLogiec<ロジーク>は、一般的な主要WMSをはじめ、すでに倉庫様で導入されている独自のWMSや、エクセル、CSVとも、かんたんに連携することができます。荷主様ごとにシームレスな入出荷管理が行えます。
倉庫事業者様それぞれの強みを生かした販路拡大をめざして
インターネットの普及とともに通販事業が急成長を遂げた2000年代前半ー。日本の物流倉庫の大半は、中小企業によって成り立ってきました。事業の性質柄、これまでのやり方や仕組みを変えることに、大きな抵抗力がはたらくことでしょう。一方で、中小規模の倉庫事業者様は、レスポンスの良さと地元密着型が大きな強みの1つであり、大手企業ではできない柔軟さが、より良いサービスや価値を生み出しています。それぞれの強みを生かしながら、販路の拡大を模索されている倉庫事業主様も多く、はぴロジでは、様々なご相談をお受けしています。現状のままのやり方を続けていたら、企業の存続は危ういとまで言われる時代になり、それほどまでに、物流を取り巻く環境は激変しています。
物流システムはどこまで効率化できるのか
今後、デジタルと小売業は、どこまで利便性を追い求めるのか、それに応える形で物流システムはどこまで効率化できるのか。これからも激変する物流業界において、はぴロジも共に進化を続けます!
はぴロジは、スタッフの方の作業スキルに依存しないシステムを実現しております。わかりやすいコントロールパネル、ヘルプ機能なども充実。はぴロジは倉庫様の強みと、EC事業主様のこだわりの両方にお応えするために、カスタマイズが柔軟にできる他にはないオンリーワンなEC物流ソリューションです。
倉庫のシステム化、そのまえに。まずは作業の整流化を!
やらなくていい業務、簡素化できる業務を洗い出し、どの作業にどれぐらいの時間(コスト)をかけているか把握しましょう。それができれば次のステップ、倉庫のシステム化へ!ただシステムを導入するだけではなく、倉庫事業者様ごとに持つ取り組みや特徴を整流化しておくことで、荷主様をより受け入れやすい倉庫へと生まれ変わるでしょう。すでにシステムを導入している倉庫様もリニューアルや、さらなる効率化を図りたいというご相談もお受けしております。お気軽にお問い合わせください。
倉庫事業者様向けの関連リンク
■はぴロジの倉庫登録をして新規案件を獲得! 無料で倉庫のアカウント発行が出来ます
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■倉庫の管理システム(WMS)を導入するメリット|選び方や注意点について
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